【JAFMate夏号】和歌山でアウトドアと歴史を楽しむ夏(Web版)

『JAF Mate』2024年夏号関西版「関西ジモトえぇとこ自慢」(P84-85)(※1)にて、和歌山は「アウトドアと歴史を楽しむ夏」という題で、新宮市と北山村をご紹介しています。こちらのページには、誌面には掲載しきれなかった情報をたくさん掲載しています。ぜひこの機会に、各スポットを訪れてみてはいかがでしょうか?

(※1)『JAFMate』はお住まいのエリア別に一部刷り分けしてお届けしております。
【関西版お届け先地域】滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 ※7/15頃から順次発送予定

新宮市

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)

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熊野速玉大社は世界遺産「熊野三山」の一つです。熊野本宮大社、熊野那智大社が山奥にあるのに対し、熊野速玉大社は街中にあります。これは、元々ゴトビキ岩と呼ばれる巨大な岩の上にあった神社から社殿をこの地に移したことがきっかけで、新しく宮を建てたことから「新宮」となり、地名の由来にもなっています。
熊野速玉大社では、「熊野速玉大神(イザナギノミコト)」と「熊野夫須美大神(イザナミノミコト)」を中心とした十二柱の神々が祀られ、「新宮十二社大権現」として崇拝されています。また、熊野権現の使者である三本足を持つ八咫烏(ヤタガラス)が描かれたお守りやステッカーなども見どころの一つです。

所在地】新宮市新宮1(地図
電話番号】0735-22-2533
【営業時間】日の出~17:00(授与所は8:00~17:00、熊野神宝館は9:00~16:00)
【定休日】無休
【公式ホームページ】熊野速玉大社ホームページ

熊野詣(くまのもうで)について

熊野詣とは、熊野三山に参詣することを指します。これは仏教の考え方で、無事に極楽浄土に生まれ変わるための予行演習ともされています。参拝者は「熊野古道」と呼ばれる長く険しい道を杖をつきながら歩いて熊野三山を目指します。熊野は「浄土の地」と見なされており、厳しい道のりを歩いた参拝者は道中の川(富田川中流域)を歩いて渡ることで「三途の川」を渡り儀礼的に死を経験し、その後、熊野三山の鳥居をくぐることで浄土へ入る(天国へ行く)という構図となります。また、参詣を終えた後は、同じ道を辿って帰ることで浄土に入った魂が再び現世へと蘇ることを意味します。こういった「生きながらに死んで浄土に生まれ変わって成仏し、そして再び現世に帰っていく」という浄土往生の予行演習である熊野詣。人々は死後、きちんと極楽浄土へ行くための予行演習として何度も熊野詣を行いました。

見どころについて

ご神木「梛」

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熊野速玉大社の御神木「梛(なぎ)」は平 重盛公のお手植と伝わっており、日本最大の梛の木です。「梛(なぎ)」は「凪(なぎ)」に通じるということで海上安全、現世安穏、良縁結びなど様々な信仰があります。

神宝館

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熊野速玉大社に伝わる室町時代を中心とした中世の国宝や神宝を約1,200点を所蔵し、その一部を展示しています。

熊野曼荼羅の絵解き

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かつて熊野比丘尼(びくに)が全国を巡り、熊野信仰を説いて歩いたという『熊野観心十界曼荼羅』の絵解きを行っております。※要予約

世界遺産登録20周年記念!特別御朱印

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2024年は熊野速玉大社を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されてから20周年を迎える節目の年です。これを記念して特別な御朱印が授与されます。熊野速玉大社へご参拝の際には、ぜひ御朱印をいただいてみてください。

新宮市花火大会

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新宮市花火大会は、秦の時代に中国から日本に渡来したと言われる徐福の遺徳を偲ぶために始められました。8月12日(月)には徐福公園で徐福供養式典、翌13日(火)には熊野川河川敷で花火大会が行われます。水上スターマインや幅400メートルのナイアガラが、熊野川の川面を鮮やかに彩ります。また、音楽に合わせて打ちあがるミュージックスターマインも見どころのひとつです。

【開催日】8月13日(火)
【開催時間】19:30~21:00
【開催場所】熊野川河川敷
【駐車場】河川敷駐車場など(詳しくはこちら
【お問合せ】
0735-23-3357(新宮市商工観光課)
 

徐福公園(徐福公園)

秦の始皇帝の命により不老不死の霊薬を求めて渡来した徐福。公園内には徐福の墓のほか顕彰碑、徐福の重臣たち7人を祀った七塚の碑などがあります。また中国風の楼門も見どころの一つです。園内には売店もあり、自転車とチャイナドレスのレンタルも実施中です。

所在地】新宮市徐福1-4-24(地図
電話番号】0735-21-7672
【営業時間】8:30~17:00(公園)8:30~12:30、13:30~17:00(売店)
【定休日】無休
【公式ホームページ】徐福公園(新宮市観光協会ホームページ)

★徐福公園はJAF会員優待施設です!詳しい優待の内容は下記ボタンよりご確認ください

仲氷店

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古座川の名水を72時間かけてゆっくりと凍らせた良質な純氷のかき氷が一年中楽しめる人気店。仲氷店で提供されるかき氷は、フワフワとした氷の口当たりが優しく、たくさん食べても頭がキーンと痛くならないと有名です。なかでも、「スイカ氷」は写真映えもバッチリな可愛さで大人気のメニューです!

所在地】新宮市新宮551-12(地図
電話番号】0735-21-5300
【営業時間】8:00~20:00
【定休日】無休
【公式ホームページ】仲氷店(Facebook)

★仲氷店はJAF会員優待施設です!詳しい優待の内容は下記ボタンよりご確認ください

北山村

【交通情報のご案内】
奈良吉野方面からの国道169号は土砂崩れにより長期にわたり通行止めとなっていましたが、深層崩壊の予兆を事前に感知するための監視体制が整ったことから 、一般車両の交互通行による仮橋通行を開始されました。なお、現地に設置した計測機器などで、斜面の異常を検知すれば通行止が行われます。また、雨量が基準値を超過した場合における通行規制についても、通行止めとなりますのでご注意ください。

詳しくは奈良県道路マネジメント課のホームページをご確認いただき、雨量規制等による通行規制がないか随時情報をご確認ください。

仮橋通行も通行規制が発生した場合のう回路についてこちら(令和6年5月発信 通行止め解除前のう回路案内)をご確認ください。
北山村にお車でお越しの際は、紀勢自動車道上富田ICから国道311号経由、国道169号北山方面からのお越しをオススメいたします。

おくとろ温泉やまのやど

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石造りの露天風呂からは渓谷美に包まれる北山村の自然を一望できます。美しいエメラルドグリーンに輝く北山川の川面に加え、春の新緑をはじめとした四季を通じた豊かな自然のロケーションに抱かれての入浴が楽しめます。山間に位置し、周囲に外灯も少ないことから、日没後の暗闇に包まれての露天風呂では、見上げた空に満天の星を見ることもできます。温泉に浸かりながらの星空観賞は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

所在地】北山村下尾井476(地図
電話番号】0735-49-2575
【営業時間】11:00~20:00(入浴受付は19:30まで)
【定休日】無
休*臨時休館の場合はホームページにてお知らせします
【公式ホームページ】おくとろ温泉やまのやど(北山村観光サイト)

★おくとろ温泉やまのやどはJAF会員優待施設です!詳しい優待の内容は下記ボタンよりご確認ください

レストルーム

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お風呂上りに、くつろぎのひとときを。マッサージチェア2台、テレビ1台、新聞(地方紙)があります。

レストラン

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定食メニューのほか、うどんやカレーなどがあります。レストランのみの利用も可能です。

宿泊施設

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建物はアウトドア気分満喫のコテージ風。ダム湖に隣接するダイナミックなロケーションも魅力です。

北山村特産品「じゃばら」

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「じゃばら」は自然交雑により生まれた柑橘類で、北山村の特産品として有名です。ユズよりも果汁が豊富で、ユズやスダチとは違った風味があり、糖度と酸度のバランスのとれた、まろやかな風味が特徴です。その味を一言で表現すると「にがうま」。酸っぱさの後に残るほんのりとした苦味が独特です。種がほとんどないので、そのまま搾って果汁にしたり、またマーマレードや調味料として活用したりと、その用途は様々。幅広い年齢に支持される食材として注目を集めています。北山村にお越しの際はぜひお土産にじゃばら商品をご購入ください。

オススメじゃばら商品

じゃばらぽん酢 じゃぽん

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調味料選手権2020のご当地部門で「最優秀賞」を受賞。 じゃばらの皮までまるごと使ったぽん酢です。 じゃばらの風味が素材の旨味を引き立てます。

じゃばら10%ドリンク

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じゃばらとグラニュー糖だけのシンプルな元祖じゃばらドリンク。 甘すぎず、苦すぎず、程よい酸味と旨味のじゃばら果汁10%のストレートドリンクです。

北山村のじゃばら果汁飴

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6倍濃縮果汁をふんだんに入れたフルーティーなじゃばら飴。 香料不使用、甘すぎず、酸っぱすぎずバランスのいい、じゃばら本来の風味が特徴です。

じゃばらアロマ

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相橘系の瑞々しく爽やかな甘い香りが人気の「じゃばらアロマ」。 水蒸気蒸留で抽出された、世界初の天然じゃばら抽出のエッセンシャルオイルです。

観光筏下り

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丸太を組んで筏で川下りを体験できるのは北山村だけ!もともと筏流しは、切り出した木材を筏に組み、川を流して下流の新宮市まで運搬する手段でした。この筏を造る技術、筏を操る技を今に残し受け継ぐのが「北山川観光筏下り」です。大自然の神秘、スケールが生み出す予想出来ないスリルと感動をぜひ体験してください!
★観光筏下りは事前予約制に加え、事前にご準備いただくものがございます。ご興味のある方は必ずホームページをご確認ください。

所在地(集合場所)】北山村下尾井335(地図
電話番号】0735-49-2324(北山村観光センター)
【運行期間】2024年5月3日(金)~9月30日(月)
【定休日】木曜、運行期間外(10/1~5/2)
【公式ホームページ】観光筏下り(北山村観光サイト)

観光筏下りの流れ

①現地集合

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事前予約の後、集合場所となる北山村観光センターへ向かいます。観光センターは「おくとろ温泉・やまのやど」やレストランがある、小森ダム湖畔の「おくとろ公園」にあります。

②いざ、出発!

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観光センターで受付のあと、専用バスでオトノリ(乗場)へ。その場所で待っていたのが、杉の丸太8本で組まれた筏。この筏は「一床」と呼ばれ、それを七つにつなぎ完成した全長約30mもの筏の列がみなさんを大冒険とへと誘ってくれます。ライフジャケットを身に付けいざ出発!熟練の筏師の見事な櫂さばきのもと、筏の列は激流の中心へと向かいます。ここから約1時間10分かけてのアドベンチャーがスタート!

③自然のスリルと伝統を感じよう!

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日本古来の伝統でもある筏流し。貴重な文化を観光素材として新しくアレンジしたユニークな水上アクティビティは北山村の名物であり、夏の代名詞となっています。帰りはバスに乗って再び観光センターへ。筏下りで自然を満喫した後は、おくとろ温泉に浸かってのんびりとした時間をお楽しみください。

 

コースマップについて

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