掲載日:2025年05月12日 (月)
佐川美術館「戦後日本画壇の風雲児 日本画家 横山操展」無料観覧券を5組10名様にプレゼント

プレゼント 滋賀
「戦後日本画壇の風雲児 日本画家 横山操展」無料観覧券を抽選で5組10名様にプレゼント
※使用期限:2025年7月6日(日)
チケット・宿泊券
本展では、画家・横山操の20年という短くも濃密な画業の中から、美術展への出品作、無所属で活躍していた時代の作品など、代表作を含めた約60点を展観します。また、これまで公開される機会が少なかった丹念で繊細に描かれた作品によって、ダイナミックな画風で日本画界に新たな風を巻き起こした画家の知られざる一面も明らかにし、滋賀県では初の開催となる回顧展で操作品の魅力を存分に紹介します。
- 関連リンク
- 応募方法
- 下記「応募する」ボタンよりご応募ください
- 応募締切
- 5月31日(土)
- 当選発表
- 6月上旬の発送をもって代えさせていただきます
- サービス提供
- 佐川美術館(SGH文化スポーツ振興財団)
WEB事前予約制
※当選者にお送りする無料観覧券のご利用には、事前予約は不要です。
見どころ
力強く迫力ある作品の数々

操が描く日本画は、従来の理想美を追求したものとは全く異質で、表現を求めたのは「現実」でした。それは生きている「今」であり、現代的建造物や生命力あふれる活火山をはじめとした大自然、人間の営為や息遣いが伝わる日常的な場面などを大胆に描き出しています。対象物はどれも画面いっぱいに構成される斬新なアングルで描かれ、その迫力に圧倒されます。勢いと力強さを伴った直線的な筆致は、硬質でありながらものびやかで、画題の美しさを端的に捉えています。
決して飾ることなく素直に「今」が表現された操の作品は、当時の人々の心を打つと同時に共感を与えました。
決して飾ることなく素直に「今」が表現された操の作品は、当時の人々の心を打つと同時に共感を与えました。
約20年の短くも濃密な画業

53年の生涯で操が制作に充てることができた期間は約20年でしたが、その間に現在判明しているだけでも1200点以上の作品を描いています。中には1年で170点以上描いた年もあり、単純計算すると2日で1作品を完成させたことになるため、どれだけの体力や精神力が必要であったか計り知れません。制作ができないだけでなく、明日の命さえもどうなるかわからない戦争と抑留を経た中での焦燥感を原動力として、一心不乱に制作に打ち込みました。絵を売ることができず、デザイン会社の給料がほとんど画材に消える生活苦の中でもその手を止めることはありませんでした。