【9月30日締め切り】佐川美術館「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」無料観覧券を抽選で3組6名様にプレゼント


エドヴァルド・ムンク《ベランダにて》1902年、ノルウェー国立美術館 Photo: Nasjonalmuseet / Børre Høstland

プレゼント 滋賀

「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」無料観覧券を抽選で3組6名様にプレゼント
※使用期限:2024年10月5日(土)~12月8日(日)

チケット・宿泊券

本展は、北欧諸国の中からノルウェー、スウェーデン、フィンランドの3カ国に焦点を定め、各国の美術を語る際に欠かすことのできない自然や伝承に見られる神秘的な側面に着目し、北欧の神秘(Magic North)をキーワードに北欧の絵画を日本でまとめて展示する初めての試みです。
3カ国の国立美術館の協力を得て、各館の貴重なコレクションから選び抜かれた約70点の作品を紹介します。ノルウェーのエドヴァルド・ムンクを筆頭に、19世紀から20世紀初頭の国民的な画家たちによる作品を通して、北欧の知られざる魅力に迫る内容の展覧会です。

関連リンク

【公式】佐川美術館「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」

応募方法
本ページ下部「応募する」ボタンより
応募締切
9月30日(月)
当選発表
10月上旬の賞品発送をもって代えさせていただきます
サービス提供
佐川美術館(公益財団法人SGH文化スポーツ振興財団)

【WEB事前予約制】(9/24予約受付開始予定) 
※当選者にお送りする無料観覧券のご利用は事前予約不要です。


展覧会実施概要
◆名称:「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」
◆会期:10月5日(土)~12月8日(日)
◆開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
◆休館日:月曜(10/14、11/4は開館)、10/15、11/5
◆入館料:一般1,300円、高大生900円(要学生証提示)、中学生以下無料(要保護者同伴)

WEB事前予約制(9/24予約受付開始予定)
事前に観覧券のご購入と予約が必要です。(無料観覧券をご利用の方は除く)
予約の詳細は佐川美術館ホームページをご覧ください。

◆開催場所:佐川美術館
〒524-0102 守山市水保町北川2891(地図を見る)
TEL:077-585-7800

◆交通のご案内(お車ご利用の場合)
・名神高速瀬田西ICから湖周道路経由(約30分)
・名神高速栗東ICから守山栗東線経由(約30分)
・名神高速京都東ICから湖西道路(真野IC)・琵琶湖大橋経由(約40分)
※駐車場:70台(美術館入館者は無料)

展示構成

序章 神秘の源泉-北欧美術の形成

ロベルト・ヴィルヘルム・エークマン《イルマタル》 1860年、フィンランド国立アテネウム美術館 Photo: Finlands Nationalgalleri / Hannu Aaltonen
19世紀、それまでドイツやフランスといった大陸諸国の美術に範をとっていた北欧の画家たちは、ナショナリズムの興隆を背景に、母国の自然や歴史、文化に高い関心を寄せるようになります。故郷に特有の主題を求めた画家たちは、北欧特有の風景や神話、民間伝承に注目し、北欧独自の絵画表現が花開きました。

1章 自然の力

ニコライ・アストルプ《ユルステルの春の夜》1926年、ノルウェー国立美術館 Photo: Nasjonalmuseet / Frode Larsen
19世紀後半の急速な工業化と都市開発は、やがて自然と調和した原始的な暮らしへの回帰という理想を人々の胸に呼び起こします。北欧独自の絵画を探求する画家たちは、母国の雄大な山岳や森、湖などの地理的特徴や、白夜や極夜、オーロラといった気象的特徴に着目しました。この時代、自然は多くの芸術家たちにとって最も重要なインスピレーション源であり、人々の生活の場や、神話や伝説の舞台として、様々な角度から絵画の題材になりました。

2章 魔力の宿る森-北欧美術における英雄と妖精

テオドール・キッテルセン《トロルのシラミ取りをする姫》1900年、ノルウェー国立美術館 Photo: Nasjonalmuseet / Børre Høstland
北欧の芸術家たちは、国際的な芸術的動向に目を向けると同時に母国の文化的伝統に強い関心を抱き、土地に伝わる民話や民間伝承から着想を得ました。北欧の民話やおとぎ話は、北欧神話およびフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』から大きな影響を受けています。これらの物語の多くは深い森を舞台としており、森は不思議な出来事が起こり、怪物や妖精の住まう場所と考えられてきました。

3章 都市-現実世界を描く

エウシェン王子《工場、ヴァルデマッシュウッデからサルトシュークヴァーン製粉工場の眺め》 制作年不詳、スウェーデン国立美術館 Photo: Erik Cornelius / Nationalmuseum
産業革命や科学技術の発展は芸術へも影響を及ぼし、北欧の芸術家たちは歴史的な主題だけでなく、街の景観や都市生活といった現実世界を描くことに興味を示し始めます。画家たちは、北欧らしい薄明の中にある近代都市の光景を取り上げる一方、都市開発の陰に潜む貧困や病といった負の側面にも目を向け、都市の情景や人々の生活を迫真的に描きました。