東京都美術館「ノスタルジア―記憶のなかの景色」【観覧料一般料金より100円引】


東京都美術館 阿部達也《多摩川(東京都昭島市)》2021年 作家蔵

特別優待 東京

東京都美術館 ギャラリーA・C

美術館

「ノスタルジア」とは、もともとギリシャ語の「ノストス(家に帰ること)」と「アルゴス(痛み)」の合成語で、故郷へと帰りたいが、けっして戻れない心の痛みのことを意味します。当初は望郷の思い、いわゆるホームシックと同じような意味でしたが、現代では二度と戻ることができない過去(子ども時代など)の記憶を、現在の風景や情景に重ね合わせて味わう、切なくも複雑な感情のことをいいます。
本展では、このノスタルジアを強く感じさせる風景、人のいる情景、幻想絵画などを描いてきた個性的な8名の作家たちの作品を鑑賞することを通して、あらためて、ノスタルジアという複雑な感情が持っている意味と可能性を探っていきます。

優待内容
観覧料 一般料金より100円引
一般:500円→400円
※65歳以上:300円
※学生以下は無料。学生、65歳以上の方は証明できるものをご提示ください。
優待期間

2024年11月19日(火)~2025年1月8日(水) 9:30~17:30

※11月22日(金)、11月29日(金)は9:30~20:00
※会期は2024年11月16日(土)~2025年1月8日(水) です。
※下記日程は休室日です。
2024年11月18日(月)、12月2日(月)、12月16日(月)、12月21日(土)~2025年1月3日(金)、1月6日(月)

利用方法

会員証提示

チケット購入時にJAF会員証を提示
対象人数
会員含む2名まで
所在地

東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館 ギャラリーA・C

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電話番号
03-3823-6921
サービス提供
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
関連リンク

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掲載媒体

ウェブ限定

みどころ①

ノスタルジアの多様さを知る

本展は、大正生まれから平成生まれまで、様々な世代の、また幼いころに過ごした地域や環境がそれぞれ異なる、8人の「記憶のなかの景色」です。日常風景、子どものいる情景、そして異国の人々、幻想の都市など、個性的な表現による、多様なノスタルジアの世界をご覧ください。

入江一子《イスタンブールの朝焼け》 入江一子シルクロード記念館蔵

みどころ②

リラックス・スペースでくつろいでノスタルジアを味わう

高さが約12メートルある吹き抜け天井のギャラリーAの中央に、8畳大の休憩スペースを設けます。周囲には4人の作家の大きな絵画が取り囲みます。中でも、玉虫良次が5年をかけて描き続けた連作《epoch》10点を、今回初めて全体を横に連結させた約16メートルの大作パノラマはみどころの一つです。ぜひここでゆっくり鑑賞して、ノスタルジアを感じてください。

玉虫良次《epoch》(部分) 2019-2023年 作家蔵

みどころ③

「ノスタルジア展」で同時代作家の表現を、「懐かしさの系譜展」で近現代の歴史をたどる

同時開催の「懐かしさの系譜―大正から現代まで 東京都コレクションより」では、大正期から現代に至る日本の風景をたどり、各時代の人々が見いだしてきた「懐かしさ」とはどのようなものであったのか、あらためて考えます。両展あわせて鑑賞することで、ノスタルジアの諸相をご体験いただけます。

久野和洋《地の風景・刻刻》2004-2005 名古屋画廊蔵

南澤愛美《薄曇りの頃》2022年 作家蔵

宮いつき《晩夏》2003年 個人蔵

好立地!東京都美術館へのアクセスをご紹介♪

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提供:東京都美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36

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