【7月22日締め切り】兵庫陶芸美術館 特別展「博覧会の時代 HYOGO発、明治の輸出陶磁」ペアご招待券を抽選で5組10名様にプレゼント


姫路/永世舎 色絵金彩花鳥図花瓶 明治時代(19世紀後半) 個人蔵
神戸絵付/介山 色絵金彩婦人図輪花皿 明治時代(19世紀後半~20世紀前半) 兵庫陶芸美術館

プレゼント 兵庫

兵庫陶芸美術館 特別展「博覧会の時代 HYOGO発、明治の輸出陶磁」ペアご招待券を抽選で5組10名様にプレゼント
※有効期間:2025年8月24日(日)まで

チケット・宿泊券

幕末から欧米諸国に広まったジャポニスムの影響により、日本の工芸品は人気を博しました。明治という新たな時代に入り、政府として初めて参加した1873年(明治6)のウィーン万国博覧会(オーストリア)での成功は、さらなる輸出品の製造を後押しし、有田(佐賀)や薩摩(鹿児島)、九谷(石川)、横浜(神奈川)などの地域で豪華絢爛な陶磁器が盛んに作られました。輸出工芸品の図案集『温知図録(おんちずろく)』が政府によって編纂されるなど、国内外の博覧会への出品や輸出が大いに奨励され、陶磁器製造が殖産興業(しょくさんこうぎょう)とも深く結びついた時代です。
兵庫県内の産地では、白磁の細工物に優品の多い出石の盈進社(えいしんしゃ)や、鮮やかな色絵製品を焼いた姫路の永世舎(えいせいしゃ)、江戸時代後期に創業した珉平焼(みんぺいやき)の流れを汲む淡路の淡陶社(たんとうしゃ)などが輸出陶磁を焼いたことで知られています。
また、1868年(慶応4)に開港した神戸港は、横浜港とともに国際貿易港として大きな発展を遂げます。神戸では港に近い利点を活かし、素地を他産地から取り寄せ、絵付けのみを行う製造者や販売店が操業しました。当時の人気を反映した、九谷の赤絵や薩摩の金襴手(きんらんで)にならった陶磁器が焼かれ、これらを総称して神戸絵付と呼んでいます。
本展では、2025年の大阪・関西万博の開催に合わせ、博覧会が盛んに行われた明治期に兵庫県内で作られた輸出陶磁を紹介します。時代の潮流が生んだ華やかな陶磁器をお楽しみください。

関連リンク

【公式】兵庫陶芸美術館 特別展「博覧会の時代 HYOGO発、明治の輸出陶磁」

応募方法
下記「応募する」ボタンよりご応募ください
※ご応募にはJAF会員ログインが必要です
※電話・郵便でのお申込みはできません
応募締切
7月22日(火)
当選発表
7月下旬の賞品発送をもって代えさせていただきます。
サービス提供
兵庫陶芸美術館

兵庫陶芸美術館について

「兵庫陶芸美術館」は、古陶磁や現代陶芸の展示、資料収集保存、調査研究といった美術館事業はもとより、次世代の陶芸文化をになう人材の養成、学校などとの連携、陶芸ワークショップや陶芸文化講座等の創作・学習事業をおこなうほか、地域の文化資源や豊かな自然環境をいかしたエコミュージアム的環境を創出することを目指しています。
展示室では、幅広く内外の陶芸作品を紹介する「特別展」と、丹波焼や県内産陶磁器をはじめとする3,300点余りのコレクションを紹介する「テーマ展」を開催します。