【1月13日締め切り】兵庫陶芸美術館 開館20周年記念特別展「丹波焼の美-田中寛コレクションを中心として-」ご招待券を抽選で5組10名様にプレゼント


丹波 赤土部徳利 江戸時代前期(17世紀) 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション) 兵庫県指定重要有形文化財
丹波 色絵桜川文徳利 江戸時代後期(19世紀) 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション) 兵庫県指定重要有形文化財

プレゼント 兵庫

兵庫陶芸美術館 開館20周年記念特別展 「丹波焼の美-田中寛コレクションを中心として-」ご招待券を抽選で5組10名様にプレゼント
※有効期間:2026年2月23日(月・祝)まで

チケット・宿泊券

兵庫陶芸美術館は、全但バス株式会社社長の田中寛氏(1904~81)が収集した丹波焼(丹波篠山市など)と兵庫県内産の陶磁器のコレクションを引き継ぎ、2005年、丹波焼の里に開館しました。
丹波焼は、平安時代末期に常滑焼(愛知県)など東海地方の窯業技術を取り入れて操業を開始し、中世には壺・甕(かめ)・擂鉢を中心に無釉の焼締陶器を生産しました。この時期に作られたものは、焼成によって茶褐色に発色した土肌や窯の中で燃料の薪の灰が器肌に降りかかり、それが溶けてガラス化することによって現れた鮮緑色の自然釉が見どころとなっています。
近世には、窖窯(あながま)から登窯へと窯の構造が転換し、土部の塗布や釉薬の施釉など、多彩な装飾技法を取り入れて色鮮やかな世界を展開しました。江戸時代前期には、赤茶色に発色する赤土部や緑がかった褐色の灰釉が器面を彩りました。江戸時代中期には、茶色の栗皮釉や漆黒の石黒釉が生み出されました。また、江戸時代後期には、精緻な薄手の器に白土を塗土した白丹波が作られました。各時代の求めに応じて変化してきた丹波焼は、2017年に日本六古窯の一つとして日本遺産に認定され、2018年には田中寛コレクションの丹波焼が兵庫県指定重要有形文化財に指定されました。
本展は、開館20周年を迎えるにあたり、当館のコレクションの母胎である田中寛コレクションを中心として、氏が情熱を注いで現代に受け継いだ丹波焼を紹介し、その魅力に迫ります。

【会期】2025年12月6日(土)~2026年2月23日(月・祝)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】月曜、12月31日(水)、1月1日(木・祝)(ただし、1月12日(月・祝)、2月23日(月・祝)は開館し、1月13日(火)は休館)
【住所】兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
【駐車場】58台(無料)大型可
【アクセス】
舞鶴若狭自動車道・三田西ICから約15分、
または丹南篠山口ICから約20分
中国自動車道・滝野社ICから国道372 号を東へ約30分
阪神方面から国道176号を北上し、三田市四ツ辻信号を左折約15分

関連リンク

【公式】兵庫陶芸美術館

応募方法
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応募締切
1月13日(火)
当選発表
1月下旬の賞品発送をもって代えさせていただきます。
サービス提供
兵庫陶芸美術館

兵庫陶芸美術館について

「兵庫陶芸美術館」は、古陶磁や現代陶芸の展示、資料収集保存、調査研究といった美術館事業はもとより、次世代の陶芸文化をになう人材の養成、学校などとの連携、陶芸ワークショップや陶芸文化講座等の創作・学習事業をおこなうほか、地域の文化資源や豊かな自然環境をいかしたエコミュージアム的環境を創出することを目指しています。
展示室では、幅広く内外の陶芸作品を紹介する「特別展」と、丹波焼や県内産陶磁器をはじめとする3,300点余りのコレクションを紹介する「テーマ展」を開催します。