快適なキャンプのために

今日から使える!くるま旅でゴミを最小限に抑えるコツをご紹介

キャンプをすると必ず問題となるのがゴミの処理。快適なキャンプを行うためには、可能な限り発生するゴミは少なくしたいものですよね。そこで、簡単に実践することができる、「ゴミを少なくするコツ」をご紹介します。

【参考】一般社団法人 日本RV協会広報誌「くるま旅」Vo.4

キャンプの食材は家を出る前に加工する

食材などの生ゴミを出さない一番良い方法は、家を出る前にあらかじめ食材を使う量だけ加工してしまうことです。たとえばバーベキューなどに使う野菜は、カットして、串に刺せばいいような状態にしておく。同じように、魚を調理するときも、家に出る前にはらわたを取ったり、ウロコを取ったりして、すぐ調理できる状態にしておく。
また、出発前に食材を下ごしらえしておけば、人数分の正確な量が計算しやすくなります。短期間のキャンプが目的の場合は、このように事前に食材を加工する方法がとても有効です。長距離旅行など事前準備が難しい場合は、 時にはレストラン、食堂を利用することもお勧めします。

紙皿、紙コップの使用を控える

リユースできる食器類を使うことは、ゴミを減らすためにとても大事なことです。たとえば、使い捨ての割り箸ではなく、木やプラスチックの「マイ箸」を使う。食器類も、紙皿や紙コップの使用をひかえ、キャンプ用品として普及しているアルミ皿やプラスチック皿を使う。カップ麺を食べるときも、あらかじめ容器から中味だけを取り出して、別の容器に移し変え、お湯を注ぐときはマイカップを利用する。
こうするだけでも、かなりのゴミを減らすことができます。

汁ものの処理にはペット用排泄シートを利用

 生ゴミを出さない究極の方法は全部食べてしまうことです。
しかし、そうは言っても、食べきれないものはどうしても出てしまいます。その場合、食後の汁ものの処理などにはペット用の排泄シートに染み込ませるという方法があります。 また、大きめの空のペットボトルを用意して、飲みきれなかった汁をそこに入れて持ち帰ることも、時には必要です。
油分を含んだ汁をキャンピングカーのシンクに流してしまうことは避けましょう。配管が細いものが多いので、詰まる原因になります。