「tanoshic resort 西紀荘」を取材してきました!

※本ページは兵庫×神奈川season2「ご当地もん」再発見の旅~知られざる2番目の魅力~の取材ページです※

JAF神奈川支部の職員が、兵庫県・丹波篠山にある「西紀荘(にしきそう)」を取材してきました。現地で体感した施設の魅力やおすすめの過ごし方を、写真とともにご紹介します!

~丹波篠山の風を感じる~

車を降りると、空気がすっと軽くなりました。敷地の向こうには小川が流れ、風が通るたびに木の葉が心地よく鳴ります。

レストランやカフェ、温泉、グランピング、ホテルが一つの敷地に揃うこの場所は、訪れる人をゆったりと迎えてくれる旅の拠点です。
すぐ近くには小川が流れています。西紀荘の受付横から繋がっている吊り橋からは、澄んだ川の様子を見下ろせます。お子様には夏の川遊びが大人気です!
フロント横からすぐのtanoshic BBQ Garden。木陰が気持ちいい開放的な広場です。写真のようにテーブルとチェア、丸型グリル、ゆらゆら揺れるチェアもあり、自然と会話も弾みます。
木の温もりに包まれた「Cafe&Bar 草山の森」。大きな窓から自然光が入り、庭の緑を眺めながらひと休みできます。香り高いコーヒーや地元食材のスイーツ、夜にはオリジナルカクテルも。

名物のぼたんすき焼きを食べてみよう!

西紀荘のぼたんすき焼きは、大きな皿に花びらのように並んだ薄紅色の猪肉と、葱・きのこ・白菜・豆腐などの具材がたっぷりと用意されます。
特製の割り下が鍋の中でふつふつと沸き始めると、香りがいっぱいに広がり、食欲をじわじわと刺激してきます。

猪肉は豚肉に近い食感でしたが、臭みは全くありません。脂も軽やかで甘みがあり、噛むほどに赤身の味がしっかりと広がってきます。猪肉と野菜が一体感のある味わいで、自然と箸が進みます。
具材にしっかり味が染みてきたら、溶き卵にくぐらせていただきます。卵のまろやかさが肉の旨みと割り下の深みと重なり、また違った味わいが楽しめます。

最後はうどんを投入!スープをたっぷり吸った麺をつるりと味わえば、ぼたんすき焼きの締めくくりとしてぴったりです。

グランピングエリアで“2番目”を発見!

グランピングエリアはフロントから少し離れた、かつてゴルフ場だった場所にあります。

視界が開けていて、空がとても近く感じられます!各コテージの間隔が広いので周囲の目が気になりにくいのも嬉しいポイントです。なだらかな芝の起伏とS字のアプローチが続き、歩くだけでも気持ちがいい設計になっています。
場内では小型バギー(ミニジープ)で走れるアクティビティが一番人気!かっこいい車体を前にすると、自然と気分が上がります。

実際に運転してみると、専用のコースは起伏がゆるやかで、初めてでも雰囲気をつかみやすい構成になっているのが分かります。地面のうねりをタイヤ越しに感じ、視点が低くなって風の温度まで変わるのが感じられます!実際出ているスピード以上に迫力がありスリルも満点です。間違いなくみんなで盛り上がれる、ここならではの体験だと思います。
関東・関西で人口2位という共通点があることから始まった兵庫×神奈川コラボ。今回は“2番目特集”ということで、バギーに続いて2番目に人気な楽しみ方であるBBQをご紹介します。

もともとグランピングといえばBBQも連想される方も多いのではないでしょうか?西紀荘のグランピングエリアにあるBBQは、敷地が広いのでとにかく開放感があります!バギーで遊んだ後に、すぐに腰を落ち着けられる動線の短さも強みかもしれません。

半屋外のテラスに大きなグリルとテーブルが並び、透明のサイドカーテンで風を逃しつつ、日差しや小雨も避けられる造りでした。調理スペースも広く、食材の下準備と焼きの担当を分けても動線が重なりにくいのが良さそうです。
テントサウナは、キルティングの幕に囲われた六角形の小部屋。中にはストーブが据えられ、木のベンチがぐるりと回っています。幕越しの光が柔らかく、室内は“こもる”感じが心地いい空間です。

コテージもすぐ近くなので、しっかり温まってから外へ出て、風に当たってゆっくりクールダウンするスタイルが気持ちよさそうです。
室内はウッド調の落ち着いた雰囲気。ベッドが横並びに配置され、クッションやブランケットの色合いもやわらかく、外で遊んだあとすぐ“休むモード”に切り替えられます。

嬉しいのは、部屋にプロジェクターがあること。写真や動画を大きく投影して今日のハイライトを振り返ったり、夜はみんなで映画を流したりと、実は“隠れた人気コンテンツ”になっているそうです!
サイトの一角にはハンモックが設置されています。

少し乗ってみるだけでも、体がふわっと包まれて視界が横長に広がり、雲の流れや葉の細かな揺れまでよく見えるようになります!読書やうたた寝はもちろん、夜は星を眺める“星見チェア”としても活躍しそうですね。

ホテルにはファミリーで滞在しやすい4人部屋も!

よりリラックス重視の方は、グランピングではなくホテルでの滞在がおすすめ。

2人部屋を改装し4名で滞在できる仕様にしたファミリールームは、テーブルとソファを中心に動線がシンプルで、静かにくつろぎやすい設計です!
ベッドは4台横並びです。やわらかな照明と落ち着いた色味で、外で遊んだ後に休息をとることを想定した雰囲気ですね。
館内の壁には、スタッフさん制作の素敵なフラワーアートが点在。写真映えする色合いで、会話のきっかけにもなります!

草山温泉に癒されよう

温泉棟の入口では、鹿とイノシシの剥製がお出迎え。丹波篠山の山里らしさを感じさせる小さなフォトスポットです!

牡丹鍋で知られる“猪”と、敷地の森を思わせる“鹿”。入浴の前後に記念撮影してみては?
石張りの床と広い窓が特徴の内湯。寛永の時代からの長い歴史を持つ草山温泉は、海水の1.5倍の塩分を含む強塩泉で、神経痛や疲労回復、古くから万病に効くといわれています(公式サイトより)。

清掃時間を除けばほぼ24時間利用できるので、好きなタイミングで入浴できるのも嬉しいポイントです!
温泉で温まったら、すぐ横にある湯上がりスペースへ!

木製のリクライニングチェアに身を預けて、身体の温度が落ち着くのを待ちます。陽の明るさを感じながらうたた寝をしたり、家族の待ち合わせに使ったりと、使い道はいろいろありそうです。

おわりに


西紀荘は、温泉・ホテル・グランピングがそろう“オールインワン”拠点です。日常から離れた開放的な空間で、温泉・BBQ・バギー・川遊びなど、大人も子どもも思いきり楽しめます!移動が少ないので、やりたいことの切り替えがスムーズなのも魅力ですね。

取材から2週間ほど経った今でもバギーでハンドルを切る感覚は鮮明で、ぼたんすき焼きの味も恋しくなってきています。みなさまも、次の旅行先の候補に西紀荘を加えてみてください!道中はどうぞ安全運転で。

JAF通年優待のご紹介

■施設名
tanoshic resort 西紀荘 草山温泉 竹の湯

■優待内容
日帰り入浴料(大人のみ)50円引
※他の優待・割引等との併用不可
※現金のみ

■利用方法
会計時にJAF会員証を提示

■優待対象
会員含む4名まで

寛永の時代からの歴史を持つ天然温泉は、肌に優しい滑らかな湯質が特徴で、四季折々の美しい風景を眺めながら心身共にリラックスできます。都会の喧騒から離れ、自然と温泉に包まれる贅沢なひと時をぜひお楽しみください。