「新江ノ島水族館」を取材してきました!
JAF兵庫支部の職員が、神奈川県にある「新江ノ島水族館(通称:えのすい)」を取材しました!
県外のお客様目線で魅力をお届けします。
新江ノ島水族館の魅力
相模湾と太平洋

「新江ノ島水族館」初体験だった私は、まずどのようなコンセプトの施設なのかが気になり調べてみました。
1954年7月1日に「江の島水族館」として開館し、その後2004年4月16日に現在の「新江ノ島水族館」としてグランドオープンした水族館。
水族館のテーマは「“相模湾と太平洋”、そこにくらす“生物”」
海やそれを取り巻く環境を楽しく遊びながら学ぶ「エデュテインメント型水族館」です。エデュテインメント型とは、教育的要素と娯楽的要素を融合させたコンセプトのことで、学びを楽しみながら行うことを目的としています。
そのテーマには、「楽しく、ためになって、夢が持てる場所であること。」という初代館長の思いが込められています。
目の前に広がる相模湾、右手には日本一の山・富士山、左手には景勝地・江の島が控える絶好のロケーションを誇る水族館です。

館内に入ると、まずテーマにもなっている相模湾を中心とした展示で始まります。
波に合わせて外の海のにおいを感じられるように展示水槽の上部が開いていたり、展示水槽の照明を水深別に変更していたりと、まさに楽しみながら相模湾にいる生物について学べるようになっています!その後は、深海、クラゲ、海獣と続き、「驚きと感動」や「癒し」を感じていただけるような解説やショーも♪さらに季節展示やイベントなども実施しており、さまざまなプログラムが体験できます。
来館された方がまた訪れたくなるような工夫があちこちにされており、水族館好きの私も楽しみながら取材をすることが出来ました♪
水族館で「2番目」って何かあるの?
飼育しているイルカとクジラ
新江ノ島水族館のイルカとクジラの中で2番目に飼育歴が長いイルカとクジラを教えていただきました!
それが「ビーナ」と「ミュー」です!
2頭は、1988年から飼育されており江の島水族館時代からいます!
今回は、「ビーナ」について取材をしました!
ビーナはハナゴンドウと呼ばれる種で、「ハナ」と「ゴンドウ」に分解でき、ゴンドウは「大きな頭」という意味で、漢字では「巨頭」と書きます。ハナは漢字では「花」と書きますが、これは体にある白い傷跡を花に見立てて付けられています。生まれた時は濃い灰色をしていますが、成長するにつれ徐々に体全体が白く退色していき、同時に仲間との喧嘩やコミュニケーションなどによる引っかき傷が体中に白く痕として残ります。そして、成獣になると頭はほぼ真っ白になり、体も無数の傷跡で白くまだら模様になります。傷跡のようにも見えるのですが、種としての特徴だということが今回の取材を通してわかりました!
そんなビーナ、実は現在日本で飼育しているハナゴンドウの中でNo.1の飼育歴を誇り、どこまで記録を伸ばすか注目されています♪

ビーナはイルカショーにも出演♪(出演するイルカは日によって異なります)

イルカとクジラの違いって?

新江ノ島水族館では、2018年から相模湾鯨類調査を実施し、実際に15種類のイルカやクジラを見てきたそうです。
当館では、9月30日(火)までの期間、特別企画展としてこれまで相模湾で確認されているイルカ・クジラの全35種をパネル展示と映像でご紹介しています。ぜひ、訪れて確認してみてください!
さて、ここまで「イルカとクジラ」のお話をしていますが、そもそもイルカとクジラの違いをみなさまはご存じですか?
イルカとクジラは実は違いはありません。正確に言うとイルカもクジラも同じクジラ目という分類に属しています。では、どこで区別をしているのかをお聞きしました。
主に、体の大小でイルカとクジラと呼び分けており、体長が約4m未満をイルカ、約4m以上をクジラとしているそうです。また、クジラは頭が丸く、くちばしが目立たないのも多いです。
夏季限定イルカショー 「Wave ~きみの波になりたい~ water, water, water !!」

その中の1つ、夏季限定イルカショー「Wave ~きみの波になりたい~ water, water, water !!」を見させていただきました♪
イルカたちとえのすいトリーター(展示飼育スタッフ)はよく水遊びをしているそうです。
その水遊びをイメージした特別バージョンのショーを見ることができます!
普段とは違ったダイナミックな水の演出が加わり、客席にもたくさんの水しぶきが飛んできます!
ステージとプール、客席が水でつながる夏季限定のイルカショーです。思いっきり水を浴びながらイルカとのCoolな時間をお楽しみください!
えのすい特別企画展「イルカとクジラ Coool Dolphin」は9月30日(火)までとなっていますので、ぜひお早めに訪れてみてください♪
あわたんカフェへ♪

あわたんは、2021年4月1日に新江ノ島水族館の公式キャラクターとしてデビューしたあわの妖精です!
そんなあわたんをイメージした店内でオリジナルメニューをいただくことができます。
早速注文!一緒に取材に訪れていたJAF神奈川支部の職員が「ネムネムビーフシチューオムライス」をいただきました!
ふわとろたまごのおふとんでスヤスヤ眠っているあわたんが乗っていて、とても可愛いです♪
味も美味しくて、見た目も可愛いので写真映え間違いなしの1品でした!!
お土産の人気No.2は?

新江ノ島水族館オリジナルのお菓子や海の仲間のかわいいグッズ、湘南を感じさせるアイテムなど、さまざまな商品が並んでいました!
館内で2番目に人気のお土産は、えのすいオリジナルの「新江ノ島水族館 亀田柿の種」だそうです。
「しおサケ風味」「イカ焼きマヨ風味」「ゆずカツオ風味」の3種類の味が楽しめる商品です! ぜひ、訪問された際のお土産にいかがでしょうか!

季節のぬいぐるみやイベント連動ぬいぐるみなど、期間を設定しさまざまな展開を行っているぬいぐるみくじコーナー。 取材した日は、「すいすいイルカ」「クジラ」「へそてんっ!カワウソ」の3種類がありました。
カワウソに目を引かれた私は、「へそてんっ!カワウソ」に挑戦しちゃいました!
はずれくじがなく、1~3等(大きさ違い)まであり、挑戦の結果「3等」が当たりました♪
色味が異なる2種類から好きな方を選び、「この子だ!」と思うカワウソをゲットしました!!
袋に入れてもらいましたが、とても可愛くて袋から出してずっと手に持っていました(笑) 新江ノ島水族館のお土産にぜひくじに挑戦してみてください!
※時期によってくじの内容は異なります。
その他にも見どころ満載♪
相模湾大水槽を覗くことのできる丸い窓はとても素敵な空間でした♪

相模湾大水槽は館内で2番目に大きな水槽
「クラゲファンタジーホール」は幻想的な癒やしの空間で人気のスポットです!

クラゲの球型水槽「クラゲプラネット(海月の惑星)」
JAF通年優待

新江ノ島水族館
◆優待内容
入場料
大人・高校生 200円引
中学生・小学生・幼児 100円引
◆利用方法
チケット売場窓口でJAF会員証を提示
◆優待対象
会員含む5名まで
※ご注意※
高校生は窓口にて生徒手帳の提示が必要です。
他の優待・割引等との併用はできません。
私は今回の取材で初めて新江ノ島水族館を訪れました。子どもの頃から水族館に行くことがとても好きで、いつか新江ノ島水族館に行きたいと思っていました。今回、館内の魅力をたっぷりと学ぶことができ、より水族館を好きになりました!水族館好きにはたまらないイルカショー、クラゲ、海獣、ショップなどを見て「また来たい!」と強く思いました!これぞ新江ノ島水族館のテーマ、楽しく遊びながら学ぶ「エデュテインメント型水族館」だと身をもって感じることができました!
ぜひみなさまも、“新江ノ島水族館”へ訪れてみてください♪